地中海域形象文化

芳賀 京子 教授   

Sengoku-Haga, Kyoko

お知らせ

2023年2月15

歴史探偵「皇帝ネロの黄金宮殿」に出演しました。

2024年2月12日までNHKオンデマンドでご覧いただけます。

202212月4日

「特別展 ポンペイ」は四会場すべてが終了しました

ご来場くださいました皆様、どうもありがとうございました。

古い名家が200年も維持していたヘレニズム時代のモザイク画、町の実力者の邸宅につくられたローマで流行の噴水庭園、新興の準富裕層が誇示した古典の教養、大成功を収めた解放奴隷の自信に満ちたまなざし、地震後の町で借家業を始めた女性の美しい邸宅...... ナポリ国立考古学博物館屈指の名品でつづる「所有者の顔がみえる古代美術」です。ナショジオ トピックスの記事もあわせてどうぞ。


「ローマ帝国における皇帝イメージの検閲・伝達・記憶」を執筆しています。下記の"Diffusion of Roman Imperial Portraits" に加筆・修正した日本語バージョンです。カラー図版は英語版の方を御覧ください。

「《アルテミス・エフェシア》 偶像に宿る聖性の継承と分与」を執筆しています。胸から乳房(みたいなもの)がたくさん垂れ下がっている、一種独特な古代ギリシアの女神像についての話です。

2022年124までご覧いただけます。

朝日新聞デジタル記者サロン「しりあがり寿 ポンペイに出会う。」

https://ciy.digital.asahi.com/ciy/11007650

202225

NHK BSプレミアム 「古代ローマ・ポンペイ遺跡が日本にやってきた!」に出演しました。

時々、再放送しています。

"Diffusion of Roman Imperial Portraits" を執筆しています。

全体の監修のほか、章解説や節解説、一部の作品解説、「ポンペイの住人と住宅壁画―神々とトロイア戦争」も執筆しています。

「第2章 古代 II ギリシア・ローマ」を執筆しています。「神像と崇拝」「古代の絵画技法」「古代の絵画ジャンル」「芸術家の署名」など、もっぱら近世以降の美術に関心がある人も、知っておいて損はなし。

エトルリア、マグナ・グラエキアとローマ美術について、少しだけ書いています。もっと詳しく知りたい人は『西洋美術の歴史1 古代 ギリシアとローマ、美の曙光』(中央公論新社、税込4180円)をどうぞ。

ギリシア陶器182点をひとつずつ詳細に眺め、読み解いていくジーモンの語りは、陶器画に向けられた古代ギリシア人のまなざしがいかに繊細で、物語を読み取ろうという熱意にあふれていたかを教えてくれる。ギリシア美術ギリシア神話に興味がある方はもちろん、古代ギリシアの歴史や文化に興味がある方もぜひ。

「古代ギリシア・ローマ美術における「古典」」を執筆しています

「神像を見る・神像が見守る―古代アテナイのポリス空間と守護神像」を執筆しています。